「THE PIONEER OF CUSTOM BIKE」と称されるDEAN LANZA。
50年代後半からショップを営み、カスタムとペイントジョブで名を馳せた男だ。その評判が広がり後に、数々の映画で使用されるチョッパーの製作を依頼されるようになった。
映画「THE WILD ANGELS」ではPETER FONDAが跨った「SNAP DRAGON」を始め、登場するバイクの多くがDEAN LANZAの手によるものだった。
また、「EASY RIDER」に登場するCAPTAIN AMERICAとBILLYの車両もDEANがペイントしたものだそうだ。
そのDEANが1961年に製作し最高傑作とされる名車「QUICKSILVER」。ショーバイクとしてビルドされ製作後から1973年までの12年間に渡り、全米各地で幾多のショーに出展され無数のアワードを獲得した。
そして今、40年以上の時を経てこの名車が蘇った。
VINTAGE DREAMSの主宰RYAN GROSSMANがこの実車を発掘し、レストア。先日のBORN
FREEで見事に「BEST IN SHOW」を受賞した。60年代以降の「B級バイカーズムービー」と呼ばれる映画で使われた車両や、HAのメンバーが所有していた車両等をベースとした類のないアプローチでレストアを行うRYAN。
今、ビンテージ・チョッパーシーンで最も勢いのある男の一人だ。
RYANとQUICKSILVER。年末の横浜HOTROD SHOWでその姿を披露する。
DEAN LANZAとQUICKSILER、及びRYAN GROSSMANについては「ROLLER誌別冊 RIPPER#04」で特集記事が組まれています。是非、ご一読下さい。
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