2016年4月26日火曜日

MOTORCYCLE CLUB ARCHIVE ZINE: BASS LAKE RUN & LABOR DAY MONTEREY

今、アメリカで注目されている一人の男がいる。1961年から1965年までの米国1%er系モーターサイクルクラブの写真をスクラップした電話帳ほどのアルバムを40冊以上も保有し、その写真の枚数は5,000を下らないそうだ。

夥しい量の写真は当然ながら、その殆どが過去に露出された事の無い秘蔵コレクション。そして、その写真には実際の撮影者による直筆キャプションなどが残っているという信じ難いような話だ。

その入手経路の詳細を語ることは出来ないが彼のコレクションは今後、SHOW CLASS MAGAZINEの協力の元、アーカイブ本としてシリーズ化されていく予定となっている。

今回ここで紹介するのは、所謂「ザイン」。本格的な「書籍」というクオリティーには及ばないが、そのリアリティーある作りはザインならでは。「BASS LAKE RUN」、「LABOR DAY MONTEREY」なる2タイトルが発売され、どちらも60年代アウトローバイカーの歴史上、重要とされる出来事を1冊にまとめている。

BASS LAKE RUN: 1965年7月に行われたHAのRUNで撮影された写真を中心に構成。SONNY, TERRY, SKIP等の伝説的メンバーの生々しい姿も収められている。HAのドキュメンタリーブック「HELL’S ANGELS: A STRANGE AND TERRIBLE SAGA」を著したHUNTER S.THOMPSONが帯同したRUNが正にこちら。詳細はSONNYの伝記本にも記されている。
 



 
 
LABOR DAY MONTEREY: モントレーレイプ事件として有名な1964年のRUNで撮影された写真を中心に構成。このRUNの本来の目的は、亡くなったSAN BARNARDINO支部の副プレジデント「COUNTRY」の亡骸をノースキャロライナ州に住む彼の母の元へと送る為のカンパを集める為だったと言われている。
 
興味の無い方にとっては全く意味の無い代物だが、モーターサイクルクラブの歴史に傾倒する人にとっては貴重なコレクションとなること必至。
 
COMING SOON...

 

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